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廃インク吸収体が満杯に近づきましたエラー
2009 / 12 / 12 ( Sat )
またまたキャノンのインクジェットプリンタMP960君がエラーを出し始めた。
「廃インク吸収体が満杯に近づきました」エラーが電源を入れたり、インク補充をするたびに発生する。
okボタンを押せばそのままプリントは続行できるが、
インク吸収体が満杯になった時点でプリント不能となること告げているわけだ。
12月は年賀状もあるし、プリンタを酷使する時期だ。
ハラハラドキドキしながら使うのは精神衛生上良くない。

ネットで調べると、この部品の交換はメーカー修理対応となり、出費も1万円を越える。
要するに、再びMP960君は生死をさまようことなってしまったわけである。

よく働いてくれているので、機械といえども愛着は深い。
何とか延命できないものかといろいろ調べてみた。

概要としては、
「プリンタを分解」「吸収体を外す」「吸収体を洗浄」「組み立て」「カウンターリセット」
ということだが、
かなりバラさないと吸収体がお目見えしないので、相当の工数と時間がかかってしまい、
「自分での分解・洗浄は現実的ではない」と判断。
カウンターリセットで逃れるしかなさそうだ(根本解決にはならないけど)。
そのためには「メンテナンスモード」に入らなければならない。
当然ながら取扱説明書に書いてあるはずもない。

そして、MP960のメンテナンスモードの入り方が初めてわかった。

電源を切った状態から、
リセットボタンを押しっぱなし

電源ボタンを押しっぱなし(リセットは押しっぱなし)

リセットボタンをはなす(電源は押しっぱなし)

リッセトボタンを2回押す(電源は押しっぱなし)

電源ボタンをはなす

すると、グレー背景でCANONの文字が現れ、
処理が始まり、15秒ぐらいすると画面に
Idle
の表示が出て、メンテナンスモードに移行することができる。

ここで
リセットボタンを2回押して、電源ボタンを押すと
細かいパラメータが印字される

上から4行目のD=095.5(私の場合)の数字が、廃インク吸収体の満杯率(95.5%)を示している。
95.0%以上になるとエラーが出て、100%になるとプリント不能となるようだ。

このD=095.5 をゼロにしないとエラーは止まらない(たとえ吸収体を交換しても)

Dをゼロにするには、
「リセットボタンを4回押し、電源ボタンを押す」

ちなみにリセットボタンを3回押し、電源ボタンを押すと
カウンタやヘッド位置情報、プリンタ内部の日付がリセットされる

こうして、MP960君は再び延命することができた。

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全国青年弁論大会の写真処理が終わった
2009 / 12 / 09 ( Wed )
第54回全国青年弁論大会が11月22日、浦和コミュニティセンターで開催され、写真撮影をした。
前日のレセプションを含め、撮影枚数は3800枚、データ量にして47GBに及んだ。
通常の発表会撮影の5倍以上の量である。
昨夜でようやく処理が完了した。
他に発表会撮影&処理も入っていたので、実質、4日ほどで全ての処理をしたがさすがにハードだった。
パソコンもCPU使用率がほとんど100%に貼りついたまま。よく文句も言わず壊れないで働いてくれた。
今回は特に演壇に当たる複数のスポットライトの光量ムラが強く、画像補正に苦労した。
いつもながら1画像について、カラーバランス、露出、コントラスト、ハイライト、回転、倍率収差、覆焼、ノイズ除去の各種補正を施した。使用したカメラによってもそれぞれ条件が異なるため、作業量は膨大となった。

全国青年弁論大会は今回で54回目を迎え、大変に歴史の古い大会だが、埼玉県で開催されたのは今回が初めてだった。
見沼田んぼの写真を配したプログラム表紙写真や記念カード作成、アトラクションも受け持った。
今回のプログラムは各県の知事や天皇陛下にもお届けする予定と伺った。
「埼玉」や「見沼田んぼ」を広くアピールすることができた思う。

弁論大会の内容も実に素晴らしいものだった。

年齢層は中学生(15歳以上)から社会人(40歳未満)まで、地域も北海道から沖縄までと幅広い。
50名弱の弁士が一同に集い、一人7分間。一日で全ての弁論を行う。
審査員や運営スタッフも大変な労力が伴うが、皆さん、とても献身的に取り組んでおられた。
こうした陰の労力を厭わない人材がいるからこそ、長い歴史を築いてこれたのだと感銘した。

国際社会に通用する人材を輩出するためにも、こうした弁論大会の開催意義は大きい。

マスコミはなぜかこうした大会を進んで取り上げることはしない。
一人の主張に耳を傾ける。それも大切なマスコミの役割ではないのか。

弁士のテーマは幅広かった。
たった7分ではテーマを深く掘り下げるのも限界があるが、その分、言いたいことのエキスが散りばめられている。

きっと何度も推敲し、暗唱し、この日を迎えたであろう弁士たち。
その目は一人残らず輝いていた。
緊張感で押しつぶされることなく、生き生きとしていた。
「自分の主張をこのような場で皆に聞いてもらえる」というポジティブな感情を持っていたからだろう。
撮影しながら涙が出てきてファインダーが曇ってしまう、そうした感動的なものもあった。

このような素晴らしい大会、長く続いてほしい。

当日の参加者、来場者はプログラムに記載されているIDとパスワードで写真を閲覧・購入することができる。
さいたま市民芸術企画

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