「見沼田んぼ」が変わる
2009 / 10 / 27 ( Tue ) 今、見沼田んぼが大きく変わろうとしている。
第一調整池の工事が急ピッチで進んでいるためだ。 記録として撮っておいた。 見沼自然公園のように、昔からの面影を残してほしいな。 第一調整池についてはこれからいろいろと調べていきたい。 ![]() ▲ここは一面、畑だったのだが掘り返して防水シートを敷いて、湖を作っているようだ。 ![]() ▲ここも荒れ地だったが、水を入れるようだ。建機が入り込んで数人で作業をしていた 先日、20日に「見沼通船堀公園の早期完成をのぞむ会」の設立総会に会員として参加した。 既に平成2年に都市計画決定され一部は供用開始されているが、用地買収など諸問題の解決に時間がかかっているため、公園として早く開設してもらうよう提言活動していくのが趣旨である。 ここも、東浦和駅から至近距離のため、完成すれば多くの市民が訪れることになると思う。 地域の歴史を学びながら、また新たな歴史を築いてきたい。 ![]() ▲ここは通船堀東側のすぐ北の部分。今は殺風景な荒れ地となっている ![]() ▲遠くに見える木々の下に通船堀がある。「公園予定地」の案内板が立っている 今、見沼田んぼのあちこちでは、稲の刈り取りや花の出荷作業が行われている。 自転車でゆっくりこぎながら、ちょっと心に引っかかるものがあるとすぐに降りてカメラを向ける。 いろいろな景色との出会いは、人の出会いと同じで、偶然性が多くて面白いものだ。 出かければ多い少ないは別にして必ず収穫がある。 いい写真が撮れた = 収穫できた という感覚にかな。 「時」や「チャンス」も大切な要素だと思う。 ![]() ▲通船堀沿いの道端で花が売られていた。集金箱には「ドロボーはダメ」と注意書きが貼られていた。台車がかわいかった。 ![]() ▲花を摘んだ後、道の途中で話し合っていたところを撮った。これから「道端の売り場」に持っていくのかも。 ![]() ▲人の温もりが感じられるような風景が好きだ。風船に風車に長靴という一見異様な組み合わせも調和してしまうのが「見沼田んぼ」なのである。 ![]() ▲柳がそよ風に揺れていた。暑くも寒くもない、清々しい日だった。 スポンサーサイト
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噴煙
2009 / 09 / 20 ( Sun ) まるで火山が噴煙を上げているように見える。
煙が中央の空気孔から立ちのぼっているからだ。 もし空気孔がなかったら山火事のように見えただろう。 この空気孔は、籾殻の山をきれいに焼き尽くす昔からの知恵なのだ。 ![]() この季節になると昔はあちこちで煙が立ちのぼっていたが、最近は水田が減ってきたことと、周辺住民の苦情に配慮しているためなのか、あまり見なくなった。 風下に回ると息が苦しくなり、お世辞にもいいニオイとは言えないが、懐かしさは感じる。 そして、地平線には、さいたま新都心のビル群が見える。 「地平線が見える」ということが見沼田んぼの素晴らしい価値の一つである。 その価値に気づいている人はまだまだ少ない。 |
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